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      第八章　引越し屋さん選び・チェックリスト１０

      荷物の搬出・搬入は引越しのメインイベント。それだけに良い引っ越し会社
      さえ見つかればその引越しは５割方成功したと言えます。後の５割は荷造りや
      公の手続きなど、個人のがんばりで何とかなるもの。

      一番気苦労の多い引っ越し会社選びは、余裕を持って正しい選択をしましょう。
      引越し会社を決定する前に、ぜひチェックしてみてください。

      ●正しい引越し屋さんの選び方・チェック１０●

      ■チェック１・・・割引率など広告物を確認しましたか？
      ［注］高い割引率を強調したチラシは要注意。お得だと思って飛びついたけれども、
      結局別に安くならなかった・・・、とならないためにも、きちんと総額で比べましょう。
      事業者名、割引とサービス内容、電話番号などが記載されていますか。

      ■チェック２・・・電話口の対応はどうでしたか？
      ［注］電話の応対次第で会社の状態がわかります。電話の受付担当者は会社の顔
      です。よーく見極めましょう。

      ■チェック３・・・見積り担当者はどんな人でしたか？
      ［注］担当者の話し方、服装、態度なども重要なポイントです。しっかり見定めましょう。

      ■チェック４・・・業者は約款（契約条項）を提示しましたか？
      ［注］正式な見積りの際に、必ず見せる事が義務付けられています。ほとんどの引越し
      会社が日本トラック協会が提示する「標準引越運送約款」を採用しています。

      ■チェック５・・・依頼内容をはっきり伝えましたか？
      ［注］運ぶもの・運ばないものなどを伝え、見積書にその内容を書いてもらい、お互いに
      確認しましょう。パソコンなど壊れやすいものの取り扱いについて業者とよく相談しましょう。
      転居先の建物の条件などを詳しく調べておいて、トラブルを避けましょう。

      ■チェック６・・・見積書をしっかり見ましたか？
      ［注］作業内容、金額、有償か無料サービスなのかをきちんと把握して、何に対して
      どれだけの金額がかかっているのかじっくり見ましょう。事業者名、事業許可番号、
      住所、電話番号、見積り担当者の氏名などは必ず記入してあるか確認しましょう。

      ■チェック７・・・内金・予約金を要求されませんでしたか？
      ［注］内金・予約金を要求したり、サービス品の受取りを強要する業者は要注意です。
      内金、手付金等は、「標準引越運送約款」違反です。払う必要はありません。

      ■チェック８・・・キャンセル料の確認をしましたか？
      ［注］サービス品を受け取ると予約したものとしてキャンセル料が発生する場合が
      あります。解約手数料は、見積書に記載した受取日の前日又は当日に行なわれた
      場合に発生します。ただし、受取日の二日前までに、業者が見積書の記載内容の
      変更の有無等について確認を行なわなかった場合には、解約手数料はかかりません。

      ■チェック９・・・相見積もりを取りましたか？
      ［注］見積りは、原則無料ですが、費用がかかる会社もありますから、事前に確認
      しましょう。相見積もりの場合は、必ずキャンセル業者への連絡を忘れないように。
      担当者の名前を確認して、メモは当日まで残しておきましょう。

      ■チェック１０・・・支払方法の確認をしましたか？
      ［注］標準引越運送約款では、第八章　第十九条、「（引越業者が）荷物を受け取る
      ときに荷受人（お客様）から運賃等を収受します」とありますが、ウェルカムバスケット
      では、お客様とお支払方法についてご相談いたします

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